我が家の朝食

肉じゃがは大好きです。
世の中の男族は肉じゃがにまいってしまうのです。
今朝の肉は厚切りで変わってますが豚のひれ肉を使っています。
野菜は見ればわかりますがジャガイモとインゲンと玉ねぎ、大事なことは水っぽく作らないことだと思うのですが完璧でした。
味付けも濃すぎず薄すぎずまさにこれです、でもなぜかたまにしか作ってくれないのです。
よし、それならば味噌汁とカレーライスの次に自立して作れるおかずは肉じゃがにしようかな、お母さんよろしく 優しく教えてください。
3分間クッキングの先生にほら、ほら先生を発見! へたくそばかり相手にしてると“ほら、ほら”というのが癖になるのかな(笑)
うちの母ちゃんはほらほらとせかせないでね。


私の“見聞読“
高齢者の生活について感じること。
朝の散歩の途中に時々お会いする方でもうすぐ80歳になるのだけど体はどこも悪くないのだという、
農業をやっている精悍な感じのオーさんという方がいる。
話してみると頭もすごく良いし今でもちゃんと車を運転しているそうである。
畔のようなところに大豆や小豆をまいてその草取りをしている姿を時々目にして
二宮金次郎の生活を見させてもらっているようですねと本当に感心して私が声をかけたことから会話が始まった。
ただ寂しいんですね2匹のちょっと汚い犬が友達だとか。
子供や孫は大きくなると犬のようになついてこないが、犬はいつまでも子供や孫のようになついてくるから可愛いのだとおっしゃる、
お孫さんは医学部の学生だとか、そりゃあ犬のようになついてきませんですよね。

ところがいつもいつもこのようなすぐれた会話の相手となってくれる人を田舎のわが住まいのあたりに求めるのは無理である。物理的に人の数が多くないことと皆さんが話し好きな人ばかりではない、それにちゃんとした話のできる人はもっと少ない。
ボケ防止には人と話をすると良いですよと言われる、どうしましょうか。
宗教の好きな人は一人でお経のようなものを唱えている人もいるようだし、歌の好きな人はカラオケで歌ったり車の中で歌っている人もいるようだ。
私は宗教もだめ歌もだめ、そこで朗読ではどうかと思い時々実行しています。

最近声を出して読んでいるのは菜根譚と人生の詩という詩集です。
一度に15分ぐらい数ページを声を出して読んでいますが調子が良いようです。

「酒、料理など、こってりしたものはいずれも本物の味ではない。本物の味とはあっさりしたものだ。並外れてきらびやかな才能の持ち主は達人とは言えない。達人とは平凡そのものの人物を言うのだ。」


「さむいね。ああさむいね。

むしがないてるね。ああむしがないてるね。

もうすぐ土の中だね。土の中は嫌だね。

瘠せたね。君もずいぶん瘠せたね。

どこがこんなに切ないんだろうね。腹だろうかね。

腹とったら死ぬだろうかね。死にたかあないね。

寒いね。ああ虫が鳴いてるね。」

平均寿命が80歳を超えようとしている今日この頃ですが長生きすることは難しい問題をいっぱい湧きだたせています。経済的な問題、健康の問題、人間関係の問題とうとう数えればきりがありません、私たちはかつて日本が経験したことのない誰でも長生きしてしまう未知の時代を生きているわけで、そこの羅針盤はかつての時代に特別に長生きしたごく少数の例外の人たちの生きざまから学ぶことか自分の頭で考えるしかないのかもしれません。


私のアルバム
最近奥日光の湯の湖周辺の温泉に泊まってきました。
温泉が素晴らしいのは昔から知っていたのですがいつもはハイキングや白根山への登山基地、
素通りばかりだったのですが今回はちゃんとした旅館に一泊。
天気もあまり良くなかったせいでゆっくりと湯の湖周辺の自然と温泉を堪能してきました。
湯の湖周回コースのハイキング道もこんなに整備されています。2枚目は湯の湖の素晴らしい眺めです。