我が家の夕食 お粥でした、おかげで調子が良いです。

正月休みも終わりのころせっかく子供がいるのでアピタで一番高い牛肉を買ってきてしゃぶしゃぶをしたのですが、翌朝11時ころに起きてきて胃の調子が良くないというのです。前日の肉が良くなかったのか?しかし同じものを食べた我々は何ともありません、これは食べ過ぎのせいかなと想像したのでした。「朝食はどうする?」というとお粥を作ってということでした。普通お粥の作り方の本などを見るとちゃんとした作り方が書いてあります。しかしこんな時はそんな作り方では間に合いません、炊いた温かいご飯がありますから小鍋にあけてお湯を入れて煮てしまえば美味しいお粥の出来上がりです。

今晩の写真のお粥はそれ用の電気ガマでちゃんと作ったお粥です。これはこれで大変おいしいのですが炊いたご飯から即席で作るお粥も捨てたものではないと思っています。おかずはアジの干物、ぜんまいと油揚げの煮物等、普通の食事と同様にお粥を食べるのが我が家流です。この方が美味しいに決まってます。



通行人さんとの会話 いつも積極的な山女(やまおんな)さんです。
プラネット: こんにちは、よくいらっしゃいました。
通行人さん: きょうは大平山を準備運動のつもりで縦走してきたんですよ、帰りがけにちょっと寄らせてもらいました。 
プラネット: そうなんですか、相変わらず熱心ですね、山は1人で行ってきたんですか?
通行人さん: 私はあの辺の山はいつも1人ですから、今日はちょっと寒かったけれど天気が良かったので賑わっていましたよ。
プラネットの妻: すごいですね、今度観察会で一緒ですよね、よろしく。
通行人さん: そうですね、こちらこそよろしく。最近は山に行ってるの?
プラネット: いやぁ ちょっと目の病気になりましてがけから落っこちるといけないので高い山に行くのはやめました。2人で散歩と旅行とハイキング専門ですね。
通行人さん: そうなの、まあ大事にしてください。そういえば山の会の副会長さんも目が悪いみたいですね。
プラネット: そうなんですか、冬の富士山に登ってる方だし世界中のいろいろな山を登ってますよね、100名山もみんな登ってしまった話をしていましたですね、通行人さんは100名山はどれくらい登りましたか?
通行人さん: 90は超えましたですね、でもここからがたいへんなんですよね。
プラネット: 立派ですね、、正直いって決して強い方ではなかったとは当時思っていましたよ、そんなあなたが100名山をすべて登り終わろうとしている。町の山の会にも自信家のような人は何人かいましたですよねおそらくその人たちはできてないと思うんですがどういうことですかね。
通行人さん: 少しづつ積み重ねてきただけですよ、町の山の会や登山クラブ、個人的に登った山々、そういう物の積み重ねですが私なりに努力はしてきましたですよ。
プラネット: そうでしょうね、ところで旦那さんはお元気ですか?
通行人さん: おかげさまで、最近はお酒の方も控えてくれてますしだいぶ健康的になりましたよ。本当は一緒に山に行きたいんですがそれは無理ですね。
プラネット: 良かったですね、趣味の問題は個人個人が違いますからね、夫婦でも同じというわけにはなかなかできないですよね。登山クラブの会長さんのところも夫婦で違う趣味だと聞いていましたよ。
通行人さん: 奥さんは山々山ですよね、でも旦那様は世界旅行が趣味だとか、お金のある方なんでしょうが夫婦でも、趣味でお互いを束縛してないですよね。こんなとこが長く続けられる秘訣かなぁ。
プラネット: なるほどね、ぜひこれからも山登りの趣味を元気にお続けください。この町の一番の女性登山家さん。
通行人さん: そんなことはないですが今年も健康で行きたいですね、では。



私の景色 高く伸びろよ青年の樹よ〜、桐の木と花です。

メーリングリストに投稿していた時期がありました、そのころは気持ちも若かったんですね。“青年の樹”というHNで多くの人とネット文通を楽しみました。もちろんその中にはネット美人の方も大勢いましたですよ。あの人たち今はどうしているのかしら、懐かしい気持ちになることもあります。高く伸びろよ青年の樹よ!



私の情報日記
前回の日記でブックオフから養老さんの”いちばん大事なこと”という本を買ったということを書きました。そして本は買っただけでは意味がない、当然ちゃんと読まなくては話にならないというようなことを書きました。こういうブログの効用は自分自身に対して叱咤する効果だと思うんです。読んでる人がいるかいないか知りませんがここで書いたことは自分自身に対してちゃんと守らなければ恥ずかしいという思いですね。そういうわけでちゃんと読みました。一言で言うと大変面白かったしハッとさせてくれるような箇所が多くありました。まず他の方はこの本を読んでどんな感想をお持ちになっているかを見てみます。

私は今年の大ベストセラー「バカの壁」を読んですっかり養老ファンになりました。しかし、「バカの壁」ではその内容の所々でハッとしたのですが、全体的には自分には難しくてよくわからない状態でした。これを「わかったつもりになる」「ひっかかることがあっても丸めてしまう」、そしておまけに「この人の本には答えが書いていない」「別にどうでもいい話だ」と結論づけてしまうのは簡単です。しかしそれでは養老ファン失格と思い、立て続けに「逆さメガネ」、「まともな人」、そして今回の本を読みました。
 内容は主題である環境問題が中心にあるものの、所々で養老教授が今まで述べてこられたことが絡んできます。だから個人的には前作でいまいちわからなかったことが、今回の作品でまとめて総復習できたことによって一貫性ができ、自分なりに養老教授の考え方が整理できたような気がします。

 今回の作品では新たに「システムとは何か?」ということが述べられています。そして、それを契機に科学の要素還元主義の弊害などが述べられており、非常に感銘を受けました。研究者はもちろん特に理系の大学生は是非読んでおくべきだと思います。

 肝心の環境問題に対する答えはいつも通り(?)多くの人間が期待・納得するようなものは書かれていません。環境問題は自然を扱うため、都市化社会でのみ通用する「ああすれば、こうなる」式の考えでは解けないからです。

環境問題に対する私の感想です。人間はだれでも良い環境で生活したいという欲望があります。できるだけ快適で、不安や嫌な状態で生活することは避けたいわけです。個々の人間関係の中で生ずる問題は人間関係の中で解決すればよいわけですが自然とか物とか社会との関係の中で発生する環境問題はどうすべきか、現在はこういう問題も多数発生している。こういう問題はシステム問題であるから原因となる要素は多岐にわたっていることがほとんどである。地球温暖化の問題なんかも関与する要素も良く分からない部分が多い、そんな中でたとえば植物や動物等の各要素でも複雑に関連していることが多いと思われるわけです。その中のどれか1つの要素を消滅させると環境は現在より悪くなる可能性が有るかも知れない無いかもしれない。そんな状況ではできるだけ現在の状態を保つことが社会を悪化させない方法である。もちろん人間の関与しない部分で環境悪化させることもあるだろうがそれはどうしようもない話でもあろう。だから人間が関与する環境問題は保守的であらねばならないということだと思います。その上で科学技術等で理由のはっきりした方法を使い環境を改造していくことが筋道だと思います。案外この方面の人間の力は自然力と比較して破壊する力はけっこう大きいが創造する力が圧倒的に小さいのだと思います。たとえば人間には犬も猫も作ることができないという現実はそれを示していると思います。今年は環境問題がいやでもクローズアップされる中で個々の影響力の少ない人間がまとまって何かができるのか、政治力のコントロールよろしきを得て良い環境が創造できるのか期待を持ちたいものです。