ようこそ、ここは埼玉在住の60代のおじさんのブログです。好奇心を失わないでこれからの人生も生きていこうと週に2回ほどまじめに更新しています。

我が家の朝食

餅がある限り雑煮が続きます。今年は我が家でも餅はつきましたし、よその家から餅の頂き物が2件ありました。子供たちのところに回そうと思いましたがどこでもいらないという返事、そんなわけで毎朝のように餅を食べています。野菜をたくさん入れた具だくさんの雑煮は好物なんです。いただいた餅の中には、きねとうすで苦労してついた餅もあります。今朝の雑煮の餅もそうですが貴重品を食べてるような味がしました。でも正直に言いますと40年前に買った電気餅つき器の餅の味も負けていません。いかの塩辛これも手作りなんですが何とも言えない旨みいっぱいの薄塩の味です。なんで自家製の塩辛は味がこうも違うんでしょう? 今朝は関東地方も雪の予報だったんですが実際には降っていません。地球温暖化の影響が表れているようですがそれでも日中は木枯らしが吹く日もありますし真冬真っ盛りのさむ~い日々が続きます。雑煮を食べて元気に過ごしましょう。


通行人さんとの会話
老人福祉センターのお風呂の中で会話をしてきました。
プラネット:こんにちは、今日は寒いですね、でも風呂の中は暖かで気持ちが良いですね。
通行人さん:そうですよね、私は足利からわざわざここの風呂に入りに来ましたですよ。
プラネット:そうなんですか私はたまには足利まで出かけることもあるんですが車で30分ぐらいですか、意外と近いんですよね。
通行人さん:そうですね、何か天気予報によると明日は雪が降るとか言ってましたね。雪が降ると車で遠出するのはおっくうですが今日のような普通に寒いだけだらどうってことはないですよ。
プラネット:雪ですか、、そういえば息子夫婦も明日から旅行だと言ってましたがわざわざ雪を見に観光バスで美ヶ原に行くと言ってました。
通行人さん:そうなんですか、私のところなんか息子が結婚した後で嫁さんの実家の北海道に行ってしまいました。阿寒にいますよ、きれいなところですが雪が降るくらいでいちいち気にしてられないところですもね。
プラネット:そうなんですか、北海道ですか。雌阿寒岳とか雄阿寒岳とか私も山が好きなものでテレビではよく見るんです、が行ったことはないんですよ。北海道でも東部ですよね、確か摩周湖の近くですよね。
通行人さん:そう、ここは雪が少ないところですよ。息子はここで福祉関係の仕事をしてるんですが。このあたりは実は雪が少ないんだと言ってました。
プラネット:やさしい息子さんなんですね。ここも福祉関係の施設ですがこの関係の仕事は基本的にはやさしくないとできませんよね。何か学生時代に関係の勉強をしたとか、、
通行人さん:いや福祉系ではないんですが天理大学を卒業しています。学生時代に結婚相手を見つけたようです。宗教学は勉強したんですが少し移動した世界で生きてますね。
プラネット天理大学というと宗教に興味があってどちらかというと性格的にはやさしい方というイメージがありますがそんな方なんでしょうね。
通行人さん:皆さんから優しい人ですねと言われますよ、相手側の両親からもこんなやさしい人は見たことないといわれていますよ。
プラネット:素晴らしいですね、今の時代優しさが足りない人が多いといわれている中にご子息のような方がいるとは、どんな事情があるかはわかりませんがおそらく奥さんの北海道の実家にまで望まれて移られたんでしょうね。性格がやさしいから仕事を変えても頑張っている、そんな状況ですか?
通行人さん:まったくその通りなんです。自分に合った環境で頑張ってくれればそれで良いと私は思ってるんです。
プラネット:まったくその通りですねご両親がやさしいから子供さんもやさしいのかも、今日はどうもありがとうございました。


私の景色 シクラメンの花びらです。

どう見ても豚のまんじゅうには見えないですが根っこの話ですね。
“かがり火 花“これだったら適切な形容ですね。

和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」と「篝火草(カガリビバナ)」の二種類がある。前者の『豚の饅頭』は、ある植物学者がシクラメンの英名(雌豚のパン sow bread)を日本語に翻訳した名である。後者の『篝火花』のはシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎が名づけた。前者は球根を、後者は花を見て名づけている事に注目したい。

私の情報日記
町の図書館に行って雑誌を何種類か借りてきました。新刊のものは展示して館内閲覧用にしていますのでこれは借りてくるわけにはいきませんが古いものは家に借りてくることができるようなシステムになっています。中央公論12月号を借りてきて“スパイが生きた陰の世界史”をよみました。佐藤優さんと手島龍一さんの対談記事になっていましてそれなりに面白かったです。
佐藤さんという方は著作がいっぱいある有名な方のようですが私は知らない方です。経歴などを見ますと起訴休職外務事務官と自分で名乗っているようですが気を引くための奇天烈な名乗りだけでなく大変面白そうなかたです、今度本を1冊入手して読んでみたいと思います。

手島さんはNHKのニュースで時々顔を見せている方でニューヨーク支局長という役割でびしびし仕事をしている方だと思っていましたらこの雑誌によるともう退職して作家と大学教授をやっているという紹介になっていました。この雑誌の副題は“インテリジェンスを読み解く30冊”となっていましたが確かに情報の頂点の一角にはスパイの存在があるんだと思うんです。ところがこの分野はレベルが高すぎて一般の我々にはほとんどわからないところがあります。現実はスパイが活躍する世界があって情報の入手に命懸けの競争が続けられているんだと思います。そう意味でこの世界の事情に詳しい方の話は面白いわけです。再度図書館に行きまして手島さんのウルトラダラーという本を借用して読んでみました。


雪が降りそうだという日に半日ほどこの本を読んでいました。150ページを読みましたが自分の知らない世界のことをいろいろと教えてくれます。ちゃんとした知識を得ようと思ったらやっぱり本を読まなければだめだなあというのが感想です。ネット上の知識は断片的だし目が疲れます。やっぱり本ですね、内容ですが北朝鮮が高精度の偽札作りを行い日本人をふくめた若い印刷工が数人拉致される。偽札検査機械の開発にあたっても日本のベンチャー企業が主役となる、この周辺で役人、情報を扱う記者、多くの女性の動きをストーリーに組み立てているものです。作者の放送記者として活躍された経験を当然活用して書いておられるんでしょうが普通の人が知らない世界を次々に展開させているわけで面白いです。この作品に対する批判もいろいろあるようですが私は率直に言って興味ある内容だなと思いました。まだ半分しか読んでないので終わりまでちゃんと読みましょう、ここから好奇心の芽を育て次の読書に展開していこうと考えています。