我が家の朝食

ウナギの産地偽装の問題でまたまた騒がれていますが我が家の今朝のおかずはアナゴの煮付けです。私はどちらかというとこちらのほうがしつこくなくて好きなのですが、アナゴの産地もいろいろあるのでしょうがどこの生まれでどこ育ちなのか全く知りません。
甘くしょっぱくできるだけ薄味?で煮付けたものがいいですね、ただあまり薄味ですと魚の臭みが目立ちますのでそこの加減が微妙です。
納豆も値上げすると売れなくなりますので最近は量が少ないのがあるそうですがこれはいっぱい入っています、もちろん家内と半分こですがほとんど1日1回は納豆食べさせられています。
おかげで年間を通して風邪でダウンしたことが最近ありません、関係ないか毎日遊んでいる効果ですか。


私の“見聞読“
最近テレビで城山三郎の生涯をまとめたドラマを見ました。
私はテレビドラマはほとんど見ないのですがこの番組はなぜか見てみようという気持ちになりまして録画していたのです。
そして何回かに分けてじっくりと全部見てしまいました。
いかにまじめに人生を歩んだ人だったかということが良く分りました。
紫綬褒章の内示も頑として断ったのですねこの辺が志位さんにも支持されている理由かな。
ときには涙ぐみ画面に吸いつけられました。
この感動を掘り下げたい、そのためには城山三郎さんの著作を読むことだと感じまして
ブックオフに行って古本を5冊買ってきました、合計525円の出費。
最初に“価格破壊”を読み始めましたがなかなか面白い、今は何でも値上がりして困ったものだとみんな思っている時期、どちらかというと価格破壊とは反対の時期だと思うのですが読書の楽しみは何も今に合わせる必要は全くないわけで矢口さんというおそらく現実のモデルがいたんでしょうが1人の経済人を通して作品の中で城山さんの考え方、矢口さんの生き方が興味深く次々に展開するのでした。
基本的には城山さんの作品は面白い、面白くなければあれだけ多くの読者から支持されないはずだし勉強熱心な愛妻家の一人の作家とその作品の一端に接することのできた数日間でした。
奥さんも明るくて明るくて立派!
やっぱり読書ですね。

「ただ一人“おい”と呼べる君へ〜城山三郎 亡き妻への遺稿〜」
デジタル衛星ハイビジョン・午後7:00〜8:49

 愛する妻に、夫に先立たれた時、残された者はどのような想いで日々を生きていくのか・・。妻を亡くし、自らの死までの7年間、壮絶な孤独と喪失感の中に生きたひとりの作家がいる。昨年3月22日、79歳で亡くなった城山三郎。2000年2月に最愛の妻・容子をがんで失い、悲しみと闘いながらも、自らの戦争体験の集大成ともいえる「指揮官たちの特攻」を完成した。
 番組は、人生の最後に妻との日々を綴った遺稿を交え、城山三郎が、妻のいなくなった空虚を抱え創作を続けた心模様を映し出す。そこには、妻を愛し恋うひとりの男としての瑞々しい姿と夫婦の愛と絆の日々への深い思いがあった。城山三郎が妻の死をどのように受け止めていくのか、悲しくも凛としたその心情を、今回、初めて公開された城山氏の手帳と、夫婦のエピソードをつづる再現ドラマを用い、情感豊かに描き出していく。


私のアルバム
我が家の庭の花です。白がまぶしいキキョウと適度の高さの山で時々見かける珍しいイワタバコです。盗ってきたのではありません、栽培種です。